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QT映画に愛された男


クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男
を鑑賞してきました。

現在までに発表されている
タランティーノ監督作品全9作のうち
レザボア・ドッグスからヘイトフル・エイトまでの
8作品に出演した俳優が
制作の舞台裏を証言するドキュメンタリー。

QT作品を何度も繰り返し見ている自分としては
これは見に行かねば!
ということで、サロンシネマに見に行ってきました。

余談ですが、自分の好きな映画を上映している映画館って、
サロンシネマでやる事が多いんですよね。


サロンシネマは懐かしい感じの映画館。
上映前にスタッフがマイクで映画の内容を説明してくれるところなど、ノスタルジックな雰囲気がして良いんですよね。

ドキュメンタリーとしてもかなり興味深い内容でした。
一作品ずつ証言や裏話があるので
全作品好きな人にはたまりませんね。
QT好きのための映画でした。

タランティーノは映画を撮影している時、
「今のシーン、もう一回やってみよう」となると
「なぜなら〜〜〜!」とタランティーノが発声し、
スタッフが「映画を作るのが好きだからー!!」と叫ぶらしい。
仕事に対するこだわりや情熱が伝わる内容でした。
また、全作品見直したいな、と思いました!


ちなみに、先月は福山コロナシネマワールドで
パルプフィクションのリバイバル上映をしていたので、
これも見に行っていました。

パルプフィクションは学生時代に
初めて見たタランティーノ作品で、
ここからハマっていったんですよね。
見終わったあと、
すぐにTSUTAYAにサントラCDを借りにいったのを覚えています。

自分の中では世界一の映画監督。
10作品制作したら、引退すると公言していますが
最後の1作品が楽しみでもあり、
その一方で、ずっと発表してほしくないような、
複雑な気持ちですw

SOUNDS LIKE SHIT



昨日、公開から2週間遅れたけど
SOUNDS LIKE SHIT
the story of Hi-STANDARD
観てきた。

カネはない
けど夢はデカい

だけど・・・・

(以下ネタバレ)

感想としては
難波さんの見方が変わった。

ハイスタに関しては
活動休止して以降の情報が、
横山健さんに比べると
難波さんは少なかったような気がする。

ソロ活動やコラムで情報を発信している健さんに対して
難波さんの情報はあまりなかった。

TYÜNKも打ち込み系でパンクじゃなかったから
全然聞いてなかったし。

そんな中、衝撃の、
「警告!」
事件もあったりして
当時の僕は勝手に健さんに感情移入していた。

NAMBA69も好きでライブも行ったけど
ハイスタに関しては健さん側だった。

この映画を見るまでは。

この映画を見て
苦しんでいたのは横山健さんだけじゃないことがよくわかった。

BBQ CHICKENSやソロ活動を始めた健さんを横目で見ていた
難波さんの気持ちがわかって、辛くなった。
(なんで「I Go Alone」なんだよっ!)

震災後、いや、その前からハイスタ再開を願って
連絡を取っていたのは難波さん。
3人のインタビューのシーンが永遠続くけど
再結成までのくだりが一番好きだ。
素直で、そして自分に正直で、簡単に相手に合わせられない。
それを乗り越えての震災後の再結成。

一ファンとして、雲の上の存在のような人たちだったのに
同じ人間なんだな、って思った。
それは、
この映画の中でこれだけ自分の内面を赤裸々に語っているから。
それと同時に、この人たち、すげぇな、って思った。

レビューを見ると、
感動した、とか、泣いた、とか言っている人沢山いるけど
正直、複雑な気持ちになった。

でも、
TOTALFATが言っていたように、
生きてりゃ、色んなことあるけど
続けてりゃ、いいことあるんだぜ
そんな映画だった。

来月はThe Gift Extra Tourでこの人たちに会える。
映画見ただけに、待ち遠しさ200%!!
それまで、色んなこと、がんばろッ


パンフ

予告編


好きなシーンは
ツアー中のバスの中でCLOSE TO MEを作っている場面。
ハイスタのメロディの中で一番好きな
CLOSE TO MEの歌の出だしの部分!
ここを作っている場面、最高だった。
(しかも、ぞうさんギター)
一瞬のシーンだったけどまた観たい。

Choose life.


T2を観てきました。
といってもターミネーター2ではありません。

トレインスポッティングの続編です。

前作は学生時代に見ていました。
当時はストーリーが好き、
というより
ファッション、音楽、セリフなどが
かっこいい〜!
という感じで
VHSが擦り切れるくらい
なんども見ました。

(我が家にあるトレインスポッティング関連グッズ)
・VHSは学祭の時、友人のバザーで500円で購入。
ビデオデッキがなく、見れないけど捨てれずにとっている。
・サントラ#2
・ポスター

で、
T2は前作の20年後が舞台。

主役の登場人物は4人とも全員同じ。

彼ら全員、それなりに歳をとっていますが
ジャンキーはいつまでたってもジャンキーなんだな。
そんな役柄がカッコいいンだけど。

ダイアン、ゲイルも同じキャスト。
彼女らは立派な大人の雰囲気がでていますね。

その男女のギャップがまた見所かも。

「あんたら、まだそんなガキみたいなことやってるの?」
みたいな。

それが、彼らが選んだ未来。
Choose life!

そういえば、
前作でレントンがクラブで
ダイアンに声をかけるシーンで流れていた曲
「Atomic」はUKバンド、Sleeperが演っていたンだけど
オリジナルはBlondie。

今回、T2でレントンが
シックボーイの彼女ベロニカに手を出すシーンで
Blondieのオリジナル「Dreaming」が流れた瞬間、
前作の「Atomic」がかかったシーンがフラッシュバックした。

”レントン絶好調時” にはやっぱり “Blondie”なんだな、
そう思った。

1979年の古い曲なのに
2017年公開のT2にピッタリで
逆に新鮮。
そして、
音楽で1と2をシンクロさせるっていうのが良かった。
ダニーボイルってすごいわ。

前作の映像もたくさん出てきて
見応えがあった。

家に帰って早速
サントラの収録曲を調べて
Apple musicで検索。

可能な限り
曲を集めてプレイリストを作成。
もちろん、Dreamingも。

また、T2もレンタル開始されたら見返すんだろうな。

Blondie「Dreaming」

ぶつかり合う嘘と嘘!

IMG_1780
2月終了〜

仕事は激務だったけど、乗り切った!
そしてノー残業デー。

なんという開放感!
この時を待ってたよ。
そのままのテンションで今日は映画鑑賞。
しかも、月曜メンズデーで、1,100円。
全て思い通りだぜ。

ヘイ!ヘイ!

観たのはタランティーノの新作
「ヘイトフル・エイト」

もちろん一人だぜ!
R18だから、家族と来れないぜ!
周りに趣味の合うヤツもいないぜ!!

この映画、上映時間、2時間48分の長尺。
宣伝いれたら3時間。

ちゃんと、トイレに行っといてよかったぜ!

そして内容は・・・・

どいつも、こいつも、悪党ばかりだぜ!!

しかも、エイトじゃないじゃん!?

タランティーノ×ミステリーということで
どんな伏線回収が待ってるのかと思って
気合入れすぎた・・・
気楽に見てもよかった、コレなら(爆

でも、これはこれでまぁ満足!

と、月中の憂さを晴らしてきました。

大会中止&大江戸温泉&ゼログラビティ&ペヤング

ピクチャ 6
今日出場予定だった
東京赤羽ハーフマラソンは中止になりました。
理由は大雪による走行不能(凍結)。

僕も、寮と東大和市駅の間で
歩きながら何度もコケそうになりましたからw
しょうが・ファッキン・ない。

本当ならレース後、豊島区に住んでる
おばあちゃんに会いにいく予定でしたが、
同居してるいとこのおじちゃんがインフルエンザで
それも中止。

それで、午後から一人東京散策してきました。
NEC_0274 新橋からゆりかもめにのって
大江戸温泉へ。

NEC_0275 みなさん浴衣に着替えて、食事したり、おみやげ買ったり

NEC_0282
射的があったり。
スーパー銭湯のテーマパークですね。

2時間程温泉にゆっくり浸かって
池袋へ。

ピクチャ 7 ゼロ・グラビティ観てきました。
今更ですが。
12月公開からもう、2か月近く経ちますが
映画館ではいまだに席は満席。

3Dで観た感想は、
まるで映画のアトラクション。

内容もおもしろかったです。

腹ペコで寮へ帰りNEC_0287 一人ペヤング!超大盛w
ちなみに、超大盛は玉が2つ入ってますw

これで2000kcalオーバー。
もう、レースが中止になって、なんでもあり
ですね〜

ピクチャ 8 一応、今日も午前中にちゃんと寮のトレッドミルで走ってます。

ジャンゴ 繫がれざる者(若干ネタバレあり。)

スクリーンショット 2013-09-02 22.02.57
タランティーノの最新作。
前作イングロリアスバスターズから3年。
舞台は南北戦争前のアメリカ、西部劇です。

最近は美女のリベンジがテーマの作品が続いてましたが
これは元奴隷のリベンジがテーマ。
(この映画「ニガー」連発過ぎ!パルプフィクションでは「ファック」連発過ぎましたが。)

この映画、黒人奴隷制度が背景にあるんだけど
タランティーノの場合
それをバイオレンスの材料にしてるのであって
これはきっとエンターテイメント。
元奴隷が白人にリベンジする、
これはイングロでユダヤ人がナチスドイツにリベンジするのと同じで
歴史上ありえないリベンジが痛快なんだろう。

本作もイングロでアカデミー助演男優賞を受賞したヴァルツが出演。
いまや彼はタランティーノ映画に欠かせない存在。
オープニングのヴァルツ演じるシュルツが登場するシーンでは戦慄が走りました。
のっけから何ともいえない緊張感。
なのに、シュルツの乗った馬車の上にある歯のオブジェの揺れ方が
なんとも愛嬌があり、笑かせた。
緊張感とユーモアの融合。
これがタランティーノ節だと感じる。
そして、この作品の主役は実はシュルツでは?と思わせるくらいの存在感。
会話の多いタランティーノ映画の中で
本編とほとんど関係ない会話が続き、
正直、ダルいと思うシーンはこれまでいくつもあったけど
ヴァルツの会話程、緊張感を伴ってのめり込むシーンは他にない。
だから2時間45分という長尺にも関わらず
時間を忘れてこの映画に没頭できたのだろう。
結局、シュルツが殺される場面がこの映画の山場だったような気がする。

登場人物でいえば、タランティーノ自身も出演。
途中、脇役の帽子を深くかぶったコイツのアゴ、どこかで・・・?
と巻き戻してよく観るとやっぱりタラちゃん。
あっけなくダイナマイトで木っ端微塵に。
レザボアドッグスの時もですが、
だいたいチョイ役であっけなく逝ってしまいますね。

そして、サミュエル・L・ジャクソン。
年取りましたね。
はじめて観たのが1994年のパルプフィクションだったので
約20年前になるんですねっ
この映画で「ファック」を連発してたのは彼くらいw
年をとってもまたギャング役の彼が観たい。

バイオレンスの痛快さはナチスヒトラーを殺ったイングロが斜め上をいってるし
パルプフィクションのような時間軸の設定や伏線回収もないので
最高傑作というわけではないですが
本作も「断定的に」おもしろい!(←コレ分かるの観た人だけ。)

スワロウテイルがレンタルされてた。

スクリーンショット 2013-05-25 23.39.52


これ、自分が大学生の頃
流行った映画です。

当時
DVDがまだなかったので
VHSを持っていましたが
テープが擦り切れるくらい
見ていました。

のちに家にビデオデッキがなくなり
どこのビデオ屋さんをさがしても
レンタルDVDの在庫はおいていませんでした。

ネットで調べると
この作品、レンタルしてなかったんですね。

それが、
今日行ったTUTAYAでレンタル開始されてました。

「新作」になってましたが
迷わずレンタル。

自分の中では
この映画が
邦画を面白くしたと
いってもよいくらい
当時は
インパクトのあった
作品でした。

10数年前の映画なので
見るとさすがに
古くさい感じもしますが
この映画がもっている
世界観は今もまだ新鮮。

英語、中国語、日本語の3カ国語が
入り交じって進んでいくストーリーが
スタイリッシュでツボにはまったのを思い出します。

作中に出てくる
YEN TOWN BANDの
アルバムももっていますが
今でもたまに聴くくらい好きな曲がそろってる。
LINK

いまでも邦画の中では一番好きな作品かも。