THE ANTHEMS

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HAWAIIAN6、dustbox、locofrank の
3バンド共作 THE ANTHEMSがリリースされ、
一週間聴きまくった感想をレビューしたいと思います。

まず、一番光っていたバンドはdustbox。
個人的に、このバンドは2006年にリリースされた13 Brilliant Leavesから聴いてますが、
毎回、期待通りの音源を出してくれる。
この7年間、良い意味で変化がない。
そして今回もキャッチーなメロディが炸裂。
Still Believingのサビメロは鳥肌もの。
強引に作り上げたメロディだと違和感を感じるけれど
この流れるようなメロディはツボです。
やっぱりメロコアとはこうあるべき!
と思わせる曲。
Morning Growは、イントロが静かにゆっくりしていてバラードかと思わせておいて
やっぱりドラム疾走。
きれいなメロディがハードコア化された曲ほど、
心地よい音楽は他にありません。
ラストのChasing Afterは、
もう、言葉では説明できないくらいのかっこよさ、哀愁を感じさせます。
そしてサビメロの盛り上がりでは泣き笑いの感情があふれてきます。
ラストを飾るにふさわしい曲、
そして寂しさすら感じさせる曲。
またdustboxの曲に出会いたいと心の底から思わせる曲。
このバンドにはネタ切れはないのだろうか。
いつまでも、このままで・・・。

そしてHAWAIIAN6。
まず気になるのが演奏時間。
CDをiTunesで読み込ませたときの演奏時間が以下。
スクリーンショット 2013-06-10 23.47.46
長過ぎ!

個人的にはHAWAIIAN6の場合、
2:00〜2:30くらいの曲がBESTだと思う。
もう、この時点で曲を聴かなくても期待したものではないことがわかる。
そして実際に聴いてみても
心に響く曲がない。

ちなみに自分の中での最高傑作SOULSの演奏時間は以下。
スクリーンショット 2013-06-10 23.48.53

曲調がもう、全然違う。
正直、このバンドにアップテンポの曲や明るい曲は要らない。
泣きのメロディだけで突っ走ってほしい。
SOULSのAn Apple Of Dischordや
BIGINNINGSのGOODBYE YESTERDAYのような曲がまた聴きたい。
2007年にPIZZA OF DEATH RECORDSから独立した後、
IKKI NOT DEADから出した音源で満足できたものがない。
正直、HAWAIIAN6とても好きなバンドなのに寂しい。
なんとなくYUTAのVo.もこころなしか細くなっている気がする。
次に期待したいです。

そしてラストがlocofrank。
このバンドは正直あまりすきではない、というか
聴かず嫌い的なバンドのひとつだった。
アルバムも一枚持っていますがほとんどはまらなかった。
他のアルバムを聴いてみようとまで思わなかった。
でも今作については4曲ともなかなか良かった。
今からでも過去の作品を聴いてみようかと
思わせる曲がそろってた。

総合して、このアルバムはdustboxを筆頭にすばらしいアルバムだと思う。
HAWAIIAN6に対しては好きなバンドだけに期待が大きすぎるのかもしれない。
でも、こんな風に思っているコアなファンは多い気がする。
いつまでも同じ曲調の音源を出し続けるのは難しいかもしれないが、
期待せずにはいられない。

そして、来月発売されるdustboxのフルアルバムCare Package、
今からとても楽しみです。
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そして、このジャケットの裏を見た時
この荷物には何が入っている画なんでしょうか!?