今回は九州を攻めっから。(4日目)
九州ツーリング 4日目。
今日は佐多岬を経由して、鹿児島市内まで走ります。
4:00過ぎに目が覚め、その後寝付けなかったので、4:45に起床。出発前日からあまり熟睡できてないです。
雨は降っていなかった。
天気予報は曇りでしたが、
6時頃から雨が降る、ということだったので、
少しづつパッキングの準備を開始。
すると、ポツポツ雨の音が。
そこから猛スピードで準備する。
雨が徐々に強くなる。
バイクの近くにキャンプ道具など荷物を持っていき、
とりあえず、雨用カバーをかける。
そして、雨の中でのテント撤収。
急いでペグを抜き、フライを外す。
ポールは抜いたままそこらへんに投げておく。
テントシートからはみ出ないよう、急いで本体を畳む。
テント本体の濡れ方はまだ最小限だった。
そしてフライを畳む。
フライはそこそこ濡れていたが、
フライ用の袋が防水なので本体と一緒に袋にしまう。
ポールも急いで折り畳み撤収完了。
これらをツーリングバックに入れたいが、
どんどん自分が濡れていくので、急いでカッパを着ることに。
カッパの中が汗か雨かわからないくらい蒸れている。
暑い。
でも時は一刻を争う。
無駄な時間は荷物が雨に濡れることを意味する。
ようやく6:20にパッキング終了。
同時に雨でも走れる格好も準備オーケー。
今回、雨のアイテムはお守り程度にしか思っていなかった。
正直、使いたくはなかったがこの雨の降り方は本格的だ。
フル雨装備で出発。
まず目指すは佐多岬。
本格的な雨の中を進むのは初めてだ。
とにかく、上半身が蒸れて暑い。
路面が滑るのに細心の注意を払いながらゆっくり進む。
後ろからくる車は、全て先に行ってもらう。
途中大きな水溜まりにハマってしまった。
雨が止む気配はない。
結構な山道を進むので心細さが気分をさらに落ち込ませる。
もう、半分泣きたいくらいだった。
1時間くらい進んで佐多岬への道路標識が出てきて少し安堵。
空も少しずつ明るくなってきた。
そして8:20ついに本土最南端、佐多岬に到着。
その頃丁度雨も止んでいた。
この数時間は、ここ数年で一番辛い時間だっただろう。
佐多岬の駐車場で着ていたカッパ、上着を脱いで、
やっと蒸れから解放された。
いや、その頃は汗が冷たく体を冷やしていた。
朝の太陽に肌着を当て自然乾燥を図る。
バイク用上着は裏返してバイクの上で干した。
その間、泥だらけになっていたSR400をタオルで拭いて
見えるところだけ綺麗にした。
写真を撮ったりして1時間くらい佐田岬にいた。
Tシャツはまだ少し濡れていたが、後はもう体温で乾かそう。
カッパもしまった。
太陽もでている。
さあ、ここからは気を取り直して再出発だ。
桜島を一周しながら鹿児島市内を目指す。
鹿児島市に向かう途中でとても綺麗な桜島が見えた。
やっぱり、桜島は遠くから見るものだな、と思った。
これまでの4日で、一番旅が楽しい。
今朝の雨が辛すぎたから、
余計に普通に走れることが楽しすぎる。
これを感じるために走りにきた、
と言ってもいいかもしれません。
ただ、天気が回復したのは良いですが、どんどん気温が上昇。
この日は気温が25度まで上がったらしく、
冬用のバイクウェアで走っていたため、
暑くて体力は奪われていった。
鹿児島市に入ってからまず、2輪館に寄った。
昨日ひんまがったブレーキレバーを新しいものに付け替えた。
ブラックがシルバーになったけど。
作業の間に今日泊まるホテルを予約。
そうです、今日はホテル泊なのです。
もう、モバイルバッテリーの残量もないので、
これ以上は連続でのキャンプ泊は無理。
鹿児島市内のビジネスホテルに到着。
古いが、キレイ。
何より、ホテルは快適。
まずシャワーを浴びてスッキリしました。
朝から色々なことがあっだが、今は快適です。
旅を満喫していることを実感している。
今日の走行距離295.4km